一般社団法人 西日本新聞文化財団

一般社団法人 西日本新聞文化財団

 わたしたちは文化、芸術、学術等の発展と
向上に貢献した個人・団体を助成、顕彰する
ことにより、九州、沖縄の魅力を高めるとともに、より豊かな地域づくりに寄与していきます。

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ごあいさつ

 西日本新聞文化財団は、西日本新聞社が長年にわたって実施してきました「西日本文化賞」の顕彰事業を引き継ぎ、その伝統と特徴を生かしつつ、より一層発展させていくことを目的に、2021年8月2日に設立されました。

 「西日本文化賞」は、西日本新聞の前身である福岡日日新聞が1939(昭和14)年に紙齢2万号を記念して創設した「福日文化賞」が始まりです。翌1940(昭和15)年に第1回受賞者を選定し、1944(昭和19)年の第5回から「西日本文化賞」となり、戦後の混乱期の2回休止を除いて毎年実施されてきました。

 文化、芸術、学術等の分野において、顕著な業績を上げた九州出身または在住の個人・団体を対象に、2020年度の第79回までで計411人、45団体を表彰しました。

 受賞者には、作家の火野葦平(第1回)、詩人の北原白秋(第2回)をはじめ、陸上競技の金栗四三(第12回)、洋画家の香月泰男(第27回)、作家の石牟礼道子(第45回)、医師の中村哲(第52回)といった著名な方々が多くおられます。また、がんや水俣病の治療・研究などの医学、アジアとの深いつながりを示す考古学、近年では気候変動のシミュレーション研究など専門性の高い学術分野において、大きな業績を上げた研究者の方々も多く受賞されています。

 また、2023年6月1日、西日本新聞文化財団は一般財団法人から公益財団法人になりました。「西日本文化賞」の公益性を自覚するとともに、顕彰事業を通して、わたしたちの社会が豊かな文化を育み、安らかな営みを続け、一人一人の幸せを実現させていくことに貢献していきます。

理事長メッセージ

理事長
柴田 建哉
  • 財団について

     2021年8月、西日本文化賞の顕彰事業を目的に公益財団法人西日本新聞文化財団は設立されました。

  • 西日本文化賞

     西日本文化賞は、西日本新聞の前身である福岡日日新聞が1940(昭和15)年に始めた「福日文化賞」から続く賞です。

     九州、沖縄出身または在住する個人、九州、沖縄で活動する団体を対象に、文化、芸術、学術等の分野において、顕著な業績のあった方々に贈られます。